昔のわたしは、
何でこうしてくれなかったの?
何でそんな風に思うの?
何でそんなことするの?
と、なにか問題が起きると、何で何でと考えていた。
そして、相手にもそれを伝え、伝えたから相手が変わってくれるだろうと思っていた。
しかし、相手は一向に変わってはくれない。
それにもなぜと思ったが、毎回そう思って、「なぜ?」と考えることに疲れてしまった。
他人を変えることはできない。
そう気づいた。
他人を変えることができないのなら、自分が変わればいいと思い、
自分を変えるために、考え方を徹底的に変えた。
原因は自分にある。
どんなに相手が悪いと思っても、ほんの小さな部分でも、自分も何かできたんじゃないかというところを探した。
見つかると、「自分にもできることがあったな、次は気をつけよう」と思うようにした。
そのおかげでだいぶ楽になった。
何で何でと悩まなくなったからだ。
それ以降、つらい時、何か壁にぶつかったときは、考え方を変え自分が変わることが、唯一の解決策であると思い実践していた。
しかしよく考えると、これは自分の損得勘定で動いた結果見つけた方法である。
自分が悩まないように
自分が傷つかないように
自分が相手に振り回されないように
そう考えた結果であった。
自分の損得勘定で行動するのはよくない。
そう思った人には次のステージが用意されていることがわかった。
その新たな解決策とは、、、
「自分の損得勘定を捨て、相手を思いやる心を持つこと」だ。
これは自分一人でできることであるし、「なんだ、そんなことか。」と思うかもしれないが、非常に難しい。
誰にでもできるわけではない。
しかし、これができれば相手を変えることもできる。
他人を変えることはできないものだと思っていたが、まるで魔法のように相手が変わっていくのである。
冗談で言っているのではない。
そのくらい効果があることだ。
例えば、旦那さんが家事を手伝ってくれない、休みの日はダラダラしているという不満を奥さんが持っているとしよう。
いつもカリカリして、「何でやってくれないの?ゴミ捨てくらいやってよ!」
「休みの日ぐらい子供と遊んであげたらどうなの?」と怒鳴っている。
やってと伝えているのに、これではなぜかやってくれない。
そして、自分がイライラして嫌だから、「もう旦那は何もやらない人間だ、期待するだけ無駄だ」と自分の考えを変えたとする。
すると、期待しない分イライラはしなくなった。
そして、「どうせやらないでしょ。」「どうせ寝てるだけでしょ。」と「どうせ」が口癖になる。
では、このパターンで魔法を使うように努力してみよう。
夫は仕事で毎日忙しそう。頑張ってくれてるな。
唯一の夫の家事であるゴミ捨てもやっておいてあげようかな。
今度の休みはゆっくりさせてあげよう!子供と私だけでどこか行ける所ないかな。
相手を思いやると、こんな考えができるようになる。
外からは、「どうせ」と思っている方と魔法を使っている方、どちらも同じ行動に見えるはずである。
でもなぜか魔法を使うと旦那さんが変わってきて、
「今度の休みはみんなでどこか行こうか!」と言い出したり、お皿洗いまでやってくれていたりするようになる。
とても不思議だが本当の話である。
おそらく、目には見えないが気持ちというのは相手に伝わってしまうのだと思う。
良い気持ちも、嫌な気持ちも、受け取った側ですら気づいていないかもしれないが、心には伝わってしまっているのだろう。
そして、相手も同じ気持ちを持つようになり、相手からも同じような言葉をかけられるようになる。
言い換えれば、相手からかけられる言葉を良い言葉にしたいのか、悪い言葉にしたいのか。
それを自分で決めることができるという事だ。
人間にはもともと、目には見えないその場の空気や気持ちを肌で感じ取る機能が備わっているのだと思う。
だから、魔法というよりは能力なのかもしれない。
この人間の能力に気づいている人は少ないだろう。
そして、この能力を使いこなせている人はもっと少ないだろう。
みんなに気づいてほしい。
そして、騙されたと思って一度実践してほしい。
自分の損得勘定を捨て、相手を思いやることを。
驚くほど、他人を変えられるようになる。
そして、みんなが実践すれば、世界を平和にだってできるはずである。
大げさに言っているのではない。
一人一人の心の持ちようで、大きな力となる。
今すぐにできなくても、続けていればいずれ大きな変化が現れる。
次の世代のために。
最後までお読みいただきありがとうございました。
bee.
関連blog:周りの変化が自分の変化


comment